初めてカードでお金の看板を見て利用した体験談

初めてのカードでお金体験談

高校を卒業して自分の夢を追いかける人はたくさんいますが、ほとんどが心半ばで断念しざるをえない結果となります。私も子供の頃から野球選手を目指しバットを振る毎日に明け暮れていましたが、その夢は途絶えました。もうそろそろ三十路を迎える頃ですが未だに大手配送会社の契約社員止まりです。それでもそれなりに生活することができるくらいの収入はある方だと思っていました。

先日、20年振りに中学の同窓会がありました。私はまだ地元から離れたことはないのですが、こうやって昔の友達に会ってみるとほとんどが地元には残っておらず、東京や大阪で活躍していました。昔は学校の成績や運動能力の差しかありませんでしたが、こうやって大人になってみると身分や環境などの差は大きなものでした。当然、結婚もせずほとんど貯金のない私は肩身の狭いをしたのは言うまでもありません。同窓会も終わり、ふと我に返ってみると惨めな自分しかいないことに気づきました。

なんとか一発当ててこの人生を変えようと自分を奮い立たせました。とはいうもののいきなり稼げる話なんてあるわけがありません。ある日何気なく雑誌を見ていたところ、競馬の必勝法の記事を見ました。「こんなもの当たるわけがない」と思いながら読んでいたのですが、気づけば当たりそうな気がしてきました。これが今後の人生を狂わせるきっかけとなったのです。取り合えず無料の資料請求だけしてみてどんな内容なのかを確認しました。こういった会社恒例のこんなに当たっていますという内容と当たり馬券の画像がありました。そしてお試しの情報がキャンペーンにより格安で販売されており、嘘か本当か確かめるために購入してみることにしました。

そのレースというのはG1が行われるメインレースの2つ前のレースでした。この情報がもし本当だったらという下心から1,000円だけ馬券を購入しました。これで真偽がわかるというつもりだったのですが、まさかの的中。これによりどっぷりこの会社にのめり込んだのはいうまでもありません。この情報を購入しているうちに貯金は底をつきました。

そんな時、配達中に見かけたのがカードでお金の看板でした。この辺にはこんな看板はたくさんありますがこれまで全然気にしていませんでした。しかしお金が必要な時には目に入る興味のある広告でした。

カードでお金の現金化業者に申込

その看板には電話番号とクレジットカードのショッピング枠を現金化できるという内容しかなかったので早速電話してみました。するとクレジットカードで当社指定の商品を購入してもらえればすぐにお金を振り込んでくれるとのことでした。当然、クレジットカードの決済金額と振込金額に差はありますが、競馬で当てればすぐに返せるという頭があり、換金率はあまり気にかけず利用してしまいました。

初めての利用だったので取り合えず10万円の決済金額だったのですが、その時に銀行口座に入金されていたのは7万5千円だけで、75%の換金率だったのです。このお金がすぐに20万、30万になるはずが当たらず「次こそは」という思いを繰り返し気づけば100万円まで債務は膨らんでいました。そこでようやく目が覚め、「騙された」と気づきました。ちょうどその頃競馬情報会社の電話が繋がらなくなり、所在地とされていた住所も架空のものだということがわかりました。

残されたにはクレジットカード会社への100万円の支払いのみです。カードでお金を振り込んでくれた現金化業者さんが悪いわけではなく、淡い期待を抱いた私自身が招いた結果です。今後、この借金を一括で返済できるわけはなく弁護士の債務整理の依頼をするか悩んでいます。このような被害に遭われている方は少なくないかと思いますが、一番悪いのは利用した本人ということは間違いありません。これからはその罪をどのように償うかというだけです。これが私のカードでお金にまつわる苦い記憶です。